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MIDNIGHT EYE ゴクウ《監督 絵コンテ 作画監督[1]》 OVA 1989年度作品

作品紹介


寺沢武一の世界を完璧を完璧にアニメ化! 
左目に、世界のコンピューターと直結した端末を持つ私立探偵、風林寺悟空(ゴクウ)の活躍を描く、寺沢武一原作のハードボイルドーアクション。
 アニメ化されたのは、原作の第1話で、翌年に第2話をアニメ化した『ゴクウⅡ』が発売されている。寺沢武一の作品には熱烈なファンが多いが、この『コクウ』は、劇場版の『コブラ』と並んでファンの間でも特
に評価の高い作品だ。
 鋭敏な洞察力や強靭な身体能力を駆使するゴクウのアクション、そして人間とテクノロジーが対峙するSF的テーマ性を、川尻監督は徹底してクールに描き出している。浜崎博嗣作画監督とのコンビによる作画のクオリティも素晴らしいが、それを支えたのは、社内に撮影部門(撮影監督は石川欣一)まで持つマットハウスのマンパワーだ。
 余談だが、「川尻ファン」として知られるツィ=パークは、第1話に登場するキャットバイクを実写版の『妖獣都市』に登場させている。


※『マッドハウスに夢中!!』から関係者のみなさまのご厚意により転載させていただきました。(初出:『マッドハウスに夢中』)2001年7月7日発行 オークラ出版

ストーリー
≪Ⅰ≫
西暦2014年、大震災後の東京シティ。
元刑事で私立探偵、風林寺ゴクウは元同僚達が自殺する事件は死の商人、白竜幻二の仕業と睨み、白竜ビルに潜入する。しかし、待ち受けていたのは催眠術で他人の意思を操り孔雀の羽を持つ女殺し屋ピーコックだった。身の危険を感じたゴクウはとっさに自分の左目をつぶす。意識を取り戻したゴクウの左目には、世界中のあらゆるコンピュータに接続し、自在に操る“神の目”が埋め込まれていた。
≪Ⅱ≫
法外な報酬を提示する美女からの依頼は行方不明の兄の捜索。そこへ突然、軍用ロボット犬が襲ってくる。敵ロボット犬を倒したゴクウは女に聞く。何故、軍が女を襲うのか?彼女の兄は軍用サイボーグの失敗作で、このままでは大量殺人をはじめてしまうというのだ。ゴクウの“神の目”が全世界のコンピュータにアクセスを開始した。


スタッフ
原作:寺沢武一
監督:川尻善昭
脚本:寺沢武一、中西隆三[II]
キャラクターデザイン、作画監督:川尻善昭[I]、浜崎博嗣
メカニックデザイン、メカ作画監督:岡村豊[I]、佐野浩敏[II]
原画:森本晃司、岡村豊、小池健、竹井正樹 ほか
美術監督:山川晃[I]、小関睦夫[II]
背景:男鹿和雄 ほか
音楽:タケカワユキヒデ・KAZZ TOYAMA

キャスト
風林寺悟空(声:松田重治)
矢吹洋子(声:小山茉美 )
白竜幻二(声:若本規夫)
孔雀 / ピーコック(声:寺瀬めぐみ) 
張(声:郷里大輔)
門間良子(声:藤田淑子)
門間善蔵(声:小林清志) 
チョウ(声:青野武)